表現できる時代だから、ありったけ表現しよう
残せる時代だから、ちゃんと残そう
CIVIC PRIDE
「地方創生」という言葉が好きではありません。地方というと何か東京目線で見られている気がしますし、
創生って言われてもこれまでの先人達が育んできたもの、築いてきたものを無視されている気がするからです。
×「地方創生」◯「地域活性」だと個人的には思っています。周りにこの事を話すと意外と共感していただける方は多いです。
ある高名な方にもこの事をお話すると、「そのとおりです、それを私たちはcivic prideと呼んでいます」と教えていただきました。
東京原理主義の流れが変わるともそんなには思わないですが、
そこに住んでいる住民が住んでいる地域を誇りに思うことがこれからもっと重要になってくるとのことです。
この地域を次の世代へ繋げるために必要なのは「やり方」の前に「あり方」ではないでしょうか。
この地域の自然・歴史・行事・人々の事をもっと知り、誇りに思うこと。極めて大事なことだと思います。
また、昨年2018年に起きた西日本豪雨災害は各地に爪痕を残し、山中や海沿いの地域資源に近づけないままの状態が今でも続いている場所もあります。
長年続いてきたイベントがその影響で途切れてしまったりという事象も起きています。
今後また起こるかもしれない災害で、別の地域資源も失われてしまうかもしれません。
失われてしまったものは取り戻せないことも多々ありますが、残せる時にたくさん残していきたいと思います。
瀬戸内地域にお住まいの方に
・どこかに出かけたいけど、調べてみても情報がない、あったとしても写真一枚しか無かったり問い合わせできなかったり。。
・時間は限られているし、時間をかけて訪れてみて損をしたくない。。
という気持ちは誰にでもあると思います。
情報過多の時代になりましたが、、、瀬戸内の情報って少なくないですか??
私自身生粋の出不精でしたが、カメラを握るようになってから練習に出かける場所を探すようになり
「こんなにすげえ所があったんだ!」と驚きの連続でした。
作った動画を人に見せた時も「これどこ?え?ここから近いじゃん」となることが多く、そこで気付きました。
住んでいる所のこと「だからこそ」知らないことばかり、というのは往々にしてありがちなことですね。
私達はこの地域で生まれ育ち、家庭を持ってそれが延々と続いていきます。
その家庭・家族の集合体がその地域を形成していくわけですが、逆に考えると地域の最小単位は家族ということになります。
だから私は家族というものに人生でも非常に重きをおいているわけですが、歳を重ねるにつれその想いは年々強くなっています。
そして他の皆さんも同じように感じていると思います。
〜家族の想い出〜 人生にとって最も価値のあるものの一つではないでしょうか。
どこかに行かなくてももちろん想い出は自然と増えていくものですが、スパイスにはなると思います。
そんなに遠くまで行かなくてもふらっと行って楽しめるところが瀬戸内にはたくさんあります。
私達が少しずつ開拓していきます。
皆さんの想い出づくりのほんの一助にでもなれば幸いです。
瀬戸内地域に来てみたい方に
近年、瀬戸内地域に世界中から関心の目が集まっています。特に今年は
・The New York Timesの2019年に訪れるべき場所の第七位に選ばれました。
https://www.nytimes.com/interactive/2019/travel/places-to-visit.html
・NATIONAL GEOGRAPHICのクールリスト 2019の第一位に選ばれました。
https://www.nationalgeographic.co.uk/travel/2018/12/cool-list-2019
とそれぞれ凄いリストに上位ランクインしています。
ただ、世間の盛り上がりとは裏腹に私たちはその事に関してほとんど無関心です。
そんなに観光地観光地していない地域かもしれません。だからこそ良いのかもしれないですし、
地域の観光地化が進んで地元住民が疲れ果ててしまうという事もよく聞きますので「これが正解だ」というのもないと思います。
住んでいる人は「何もないよ」とよく言いますが、こうして巡ってみると全くそんなことはありませんね。究極、「何もない」がある場所だと思います。
動画仲間に会いに愛媛県に訪れた時のことです。近所の海岸に招待されたのですが、住民の方々が海を眺めて何時間ものんびり過ごす光景を目にしました。
「あぁ、観光地巡りするだけでなくこんな時間の使い方もあるんだな」と貴重な気付きをもらったりしました。
宝石箱のようなこの瀬戸内地域を、ぜひ一度訪れていただきたいと思っています。
SETOUCHISM × SDGs


持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより抜粋)
噛み砕いてお話すると、これまで経済成長のみを優先指標として世界は発展してきましたが、地球規模で考えた時に自然環境の維持の限界や是正されないままの南北問題など、
経済成長によって犠牲になってきたそれ以外の部分が、様々な側面から限界に達しているということです。このまま世界がもっと良くない方向に向かってしまわないように
国連加盟国が一致団結して取り組もうと決めた世界基準の17のゴール、それがSDGsです。
「国連が」とか「世界が」とか聞いているだけだととても難しく大きな事に聞こえますが、ゴールを一つ一つ見てみると
私たちの身近な手の届く範囲で、少しでも、一つでもできる良いことをしていこうという取り組みなんです。
当サイトは、私たちの住む瀬戸内地域が古来より持つ素晴らしい魅力に触れ、地域の事をもっと好きになってもらいたい、誇りに思ってもらいたいという
想いで立ち上げました。私たちはまだ動画を作ることしかできませんが、それでも作った動画を発信していくことで、
この地域をほんの少しでも盛り上げることができればと思っています。



ごゆるりと
当面は営利目的ではなく、休日や空き時間を利用した地味で地道な活動を続けていきます。
少しずつ更新していければと思っていますので、ゆるく気長に付き合っていただけたら幸いです。